~骨髄バンクのドナー登録を知ろう!~
「こつずいバンク」ってなに?「ドナー」ってどんな人?
みんなは「骨髄」って聞いたことあるかな?
骨髄は、骨の中にあるとっても大切なところで、血をつくるモトがたくさんあるんだよ。
でも、病気で骨髄や血をつくるモトがうまくはたらかなくなってしまう人もいるの。
たとえば、「白血病」という病気になると、自分の力だけでは元気になれないこともあるんだ。
そこで活躍するのが「骨髄バンク」!
これは、元気な人で「自分の血をつくるモトをつかってもいいよ」と手をあげてくれた人から、病気の人に骨髄や血をつくるモトをあげるためのしくみなんだよ。
骨髄や血をつくるモトをあげることを「提供」って言うんだけど、これは人のいのちを助けるとっても大切なこと。日本骨髄バンクは、病気の人と、骨髄などをあげたい人をつなげて、いのちをまもるお手伝いをしているんだ。
みんなが、「骨髄バンクを知る」ことは、実は、病気とたたかう患者さんを助けることにもなるんだ!
骨髄バンクやドナー登録について、クイズに答えて学んでみよう!
「教えてバン子ちゃん!」
クイズ:骨髄バンクの「移植」、なにするの?白血病などの患者さんに元気な人から○○のモトをプレゼントします
元気なドナーさんから貰った造血幹細胞を、重い血液の病気の患者さんの身体に入れるのが骨髄バンクの移植です。
クイズ:骨髄バンク、なぜあるの?
○○○で患者さんを助けるため
みんなで力を合わせて患者さんを助けるため、たくさんの人にドナー登録してもらうことが必要です。
造血幹細胞は毎日、細胞分裂をして血液(赤血球や白血球など)の赤ちゃんをつくりだしています。
患者さんにわけてあげた分はちゃんと元に戻るので、ドナーの血液を造る力に影響はありません。
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みんなにできることを探してみよう!
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(1)身近な人と話す
若い世代の、骨髄バンクの認知度が下がってきています (2021年度内閣府内閣府の世論調査では、18~29歳の骨髄バンクの認知度は約50%)。
学校で教えてもらった気がするけど、よくわからないし、ちょっと怖い気もする...。
そんなとき、まずはまわりのお友達や家族に骨髄バンクって知ってる?登録って?と話してみたり、調べてみていただくことも患者さんの助けになります。 -
(2)流れを知る
①登録のしおり『チャンス』を読む
②登録申込書の記入
『チャンス』の中に入っている登録申込書に必要事項を記入して、登録窓口へ。WEB版『チャンス』の場合は、登録窓口で記入してください。
③2mLの採血をして登録完了
登録窓口で医師の問診後に2mlの採血を行い、HLA型を登録します。登録が完了すると、後日ドナー登録確認書をお送りします。 -
(3)SNSでつながる
骨髄バンクでは、X(Twitter)@JMDP1789を中心に、ドナー登録骨髄バンクにまつわる豆知識、イベント情報などを随時更新しています。
骨髄バンクの活動や課題を知ってもらうことも、患者さんを助けることにつながっていきます。 -
(4)移植が必要な病気を知る
造血幹細胞移植を必要とする病気は、「血液のがん」といわれる白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などです。さらに悪性の病気ではない再生不良性貧血でも、重症になれば造血幹細胞移植が行われます。
これらの病気は必ず造血幹細胞移植が行われるわけではなく、投薬などの一般的な治療のみで完治が難しい場合に行われます。 -
(5)体験談を読む
実際にやったこと、聞いたことがないことはなかなか想像が難しいですよね。そんな方のために、ドナー経験者や患者さんのリアルな声がきけるインタビュー記事や、有名人からの応援メッセージをご紹介しています。
途切れなかった未来を歩む『みんなのストーリー』 -
(6)データを見る
骨髄バンクでは、移植を必要としている患者さんの数を、都道府県別、年齢別、疾患別に毎月公表しています。(移植希望者都道府県別登録者数)
そのほか、都道府県別のドナー登録者の状況や、全国各地の採取・移植をする医療機関の実績なども掲載しています。
骨髄バンクデータ集はこちら -
(7)ドナー登録をする
ドナー登録を希望される方は、お近くの受付窓口へお越しください。
通常の受付窓口以外にも、「ドナー登録会」が全国各地で開催されています! 開催場所や時間が限られていますが、骨髄バンクの説明員が常駐していますので「まずは話だけ聞いてみたい方」や「直接説明を受けたい方」は、登録会への参加がおすすめです。 掲載されていない各地の大学や企業での開催もありますので、気になった方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
お電話でのお問合せはこちらまで:03-5280-1789 -
(8)絵本を読む
骨髄バンクや移植について描かれた絵本をご紹介します。ぜひ、お子さまと一緒に読んでみてください。
『春ちゃんは元気です』
4歳で白血病になった女の子が病気を乗り越えていく姿をあたたかいタッチで描いた本作は、実話をもとにした作品となっています。 -
(9)ドナー提供者を支える
社内制度で救える命があります! 「ドナー休暇制度」は骨髄・末梢血幹細胞提供に必要な通入院を特別休暇として認める制度です。
提供前の通院が最低4回、採取のための入院は3泊4日~5泊6日ほど必要となるため、多くのドナー候補者が「都合つかず」で提供をあきらめています。
勤務先に「ドナー休暇制度」があり、提供しやすい環境にあることは、ドナーにとって心理的/肉体的な負担をやわらげます。
制度導入へのご理解とご協力をお願いします。
※現在までの導入企業・団体は759社(2023/5/15時点) -
(10)映画を観てみる
骨髄バンクや移植について描かれた、映画をご紹介します。どの作品も実話をもとに作られた作品なので、じっくりと考えを深めてみたい方にぴったりです。
『いちばん逢いたいひと』
『みんな生きている 〜二つ目の誕生日〜』
『DONOR-あなたの行動で救える命-』 -
(11)講演会を開催
移植や提供を経験した方々がボランティアとして骨髄バンクの講演会でお話をしてくださいます。学校や職場などで、骨髄バンクの講演会が開かれることがあったら、ぜひ聞いてみてください!
自分の学校でも聞いてみたい、ということがあれば、学校を通じて骨髄バンクに一度ご相談ください。開催・調整にあたっては、地元のボランティアの方々にご協力いただくこともあります。
https://www.jmdp.or.jp/volunteer/guide/lecture.html -
(12)寄付をする
骨髄バンクの様々な活動を行うとき、「費用」というとても現実的な問題がつねに生じます。皆様からの寄付は、患者さんの命を助けるための骨髄バンクの力になります。
クレジットカード、銀行振り込み、郵便局、各種ポイント寄付など、あなたに合ったやり方でのご支援をお願いします。
https://www.jmdp.or.jp/help_us/individuals/