Vol.0025

「社会人からでも、病気をしても、プロは目指せる」
25歳で急性骨髄性白血病を発症、化学療法で回復も再発し骨髄移植を受けました。

現在、新潟県三条市の地域おこし協力隊として移住し、3人制プロバスケットボール“SANJO BEATERS. EXE(サンジョービーターズ ドットエグゼ)”の選手として活躍中。 闘病体験を通して、バスケットボールにかける道を見出していったお話を伺いました。
(このインタビューは、日本骨髄バンクニュース第56号[2020年7月1日発行]でもご紹介しています)

みんなのストーリーより「松岡一成(まつおかいっせい)さん」

PROFILE

松岡一成(まつおかいっせい)さん

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闘病中考えていたことですか?「治ったら何がしたいか」です。いろんなことが頭に浮かんできました。再発したとき、もっと本気でバスケをしておけばよかったとすごく後悔しました。今Bリーグで活躍しているのは大学のとき一緒にプレーしていたメンバーです。うらやましいなという気持ちと、一度は死を覚悟するほどの極限状況を経験して、もし復帰したら本当にやりたいことをやろうと思いました。
退院後1年間は体調がすぐれず自宅療養。移植の4か月後くらいから、体力づくりに夜バスケの練習を始めました。体力が回復して2018年7月からバスケのコーチの仕事を始めました。
元チームの先輩が2019年2月頃に僕がバスケできるようになったことをSNSで見て、3人制の試合に誘ってくれて、その全国大会の出場権を獲得したことをきっかけに、三条ビーターズからオファーを受けました。不思議にも主治医の先生の出身地も新潟で、「新潟だったらいいよ」と背中を押してくれました。
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