ドナー休暇・公欠制度

骨髄バンクを介して骨髄・末梢血幹細胞提供をする場合、説明や検査のため、平日の日中に医療機関へ出向いていただく必要があります。その回数は多い場合で8回前後にもなり、提供時の入院や採取後の健康診断を含めると、お仕事を休む日数が10日以上に及ぶことも珍しくありません。

そのため日本骨髄バンクでは、ドナーの休みやすい環境づくりのため、働く方のためのドナー休暇制度、学生さんたちのためのドナー公欠制度の導入を推進しています。

ドナー休暇制度

仕事を休むことができず、提供を断念するドナーは少なくありません。
提供に必要な通院や入院のための休暇を、ドナー自身の有給休暇を使うのではなく、勤務先に特別休暇として認めていただく「骨髄バンクドナー休暇制度」の導入を企業・団体にお願いしています。
ドナーが少しでも協力しやすい環境を提供するため、本制度の導入に、ご理解とご協力をお願いいたします。
下記動画を是非ご覧ください。

ショート版(30秒)動画はこちら。勤務先や周りの方への周知にご活用ください。

「ボランティア休暇」などを代替適用することや、一部の日程を特別休暇とするなど、適用の方法は様々です。

現在までに日本骨髄バンクが確認をしている「骨髄バンクドナー休暇制度」の導入企業・団体は823社です。
(2024年4月15日現在 敬称略)

既にドナー休暇制度を導入(運用)されている場合は「導入連絡書」に必要事項をご記入の上ご提出ください。
上記で「導入企業一覧」に貴社名を掲載させていただきます。

【参考】厚生労働省「働き方・休み方改善ポータルサイト」

※特別休暇(ボランティア休暇など)に提供に関わる休暇を認めている企業・団体を含みます
※「本社所在地」の都道府県にのみ掲載しています

「ドナー休暇制度導入企業」POPができました

「ドナー休暇制度」を導入している企業・団体さまの受付や応接室に掲出していただくためのPOPを作成しました。ブルーナデザインで、「ドナー休暇制度導入企業」の文字がプリントされています。貴社のCSR活動にぜひご活用ください。

多くの方の目に留まり、ドナー休暇制度への理解が深まることを期待します。
お申込みはメールで、以下をご記入の上、送信してください。
① 企業・団体名
② 部署・担当者名
③ 送付先住所
④ 電話番号

※お申し込みは、1社/1事業所さまあたり1個とさせていただきます
お問い合わせはこちら

ドナー公欠制度

日本骨髄バンクでは若年層の方への普及啓発、ドナー登録推進に力を入れており、特に高校や大学、専門学校におけるドナー登録会で、10代・20代の方の登録を募っています。

患者さんと適合したのに、授業や実習を休むことができないから、という理由で提供をあきらめなくてはならないことは、移植を待つ患者さんだけでなく、「患者さんの命を助けたい」とドナー登録をしたご本人にとっても、その気持ちを応援したいと考えるご家族や友人にとっても、大変つらいことです。

ドナー公欠制度は、学生の方が授業や出席日数を心配せずに、コーディネートのために大学や専門学校を休むことができる、いわば「学生向けドナー休暇制度」です。
通院日や入院日だけでなく、医療機関への移動日も公欠扱いとしている学校もあります。

本制度の導入に、ご理解とご協力をお願いいたします。

現在までに日本骨髄バンクが「骨髄バンクドナー公欠制度」の導入を確認している教育機関は14校です。
(2024年4月15日現在 敬称略)

「ドナー休暇・公欠制度」導入についての
ご相談・お問い合わせ

広報渉外部
TEL:03-5280-1789

広報渉外部
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問い合わせ窓口